2012年6月19日火曜日

New Bass

去年の12月にオーダーした楽器が納品されました。

過去のPOSTにあるように、Real Bossa Designのベースです。

製品名は「OBJ-5 SP/LA」と伝票に書いてました。

この棹です。
日中に太陽光で撮影しました。
というのもこのフィニッシュ、光源で色が違うんですよねー

室内だと紫っぽい感じ、太陽光で青、光源に寄っては黒にも見えてしまう不思議なフィニッシュなんです。

ビルダーの瀬戸崎さんによると最近塗装屋を替えたらしく、今まではラッカーフィニッシュが多かったということでしたが今回はポリです。
ポリはポリでも結構薄めの塗り加減になってます。

このフィニッシュは瀬戸崎さん曰く「シースルーブルー真ん中ナチュラル」というらしいです(笑)瀬戸崎さんらしい名称ですwww

このフィニッシュは通常やっていない方法で施行してもらいました。
というのも、このサンバーストのぼけ具合を少なくしてほしいという希望があったから。

通常のフィニッシュだと、ボディ中心部分も色が入るらしいとのことでしたので、それは勘弁してほしいとお願いし、難しい注文をしてしまいました。

瀬戸崎さんは「正直自信ないけど・・・いい?」みたいな感じで引き受けてくださいました。このイメージを伝えるのが非常に困難を極め、たぶん瀬戸崎さんも苦労されたと思います。

では、詳しいインプレでも・・・

ーーボディーー
ボディはライトアッシュバックのスポルテッドメイプルトップとなっております。
所謂スワンプアッシュを希望したのですが、正直スワンプアッシュかどうかわからないのであえてライトアッシュと言っているそうです。
スポステッドメイプルはカナダから直輸入されたものを僕がセレクトしました。

重量は3.8kg。体重計で測ったので正確ではないと思います。
軽い楽器です。今までのYAMAHA BBが4.8kgあったので全然軽いです。

背中はこんな感じです。
サンバースト的な感じに仕上げてもらいました。
コンター加工が僕のこの細い体にマッチしました。

ーーネック・フレットボードーー
ネックはメイプルネックのサテン加工です。
さらさら感が欲しかったので注文しました。きれいな柾目で安心です。

フレットボードはパーフェローです。
いろいろな素材から選べるのですが、以前使っていたMusicman Stingray5のフレットレスがパーフェローでこの素材が指にしっくりきたんですね。ということでこのチョイス。

ローズウッドより明るい色で、木目も詰まっています。
ポジションマークは通常ではセンターなのですが、ローポジハイポジでずらしてももらいました。アヴァロンを使っています。

ネックはボルトオン。プレートを介せず直接ボルト4本で留っています。

ーーヘッド・ナットーーー
ヘッドはマッチングヘッド仕様。
Bossaのロゴが中央に入っています。
ペグはGOTOHのY型のブラック。1・2弦と3・4・5弦と同じペグになっていますので、チューニングの時に考えてしまいますwww
ヘッドはGIBSONの様に角度がついてます。Fender系じゃないですね。
結構テンションがかかっていい感じのタッチです。
トラスロッドカバーはなくて、ロッドの頭が見えております。
いちいちネックを外さなくて良いので楽ですね。
70年代のFender的でございます。

綺麗にペグが並んでおります。シリアルなどの情報など全くありません。

ナットはブラス製。
しっかりと厚みのあるナットです。
しかしながら、ちょっと気になることが・・・
若干ながら弦が1弦側に寄っているんですね・・・
特に問題はないと思う範囲ですが、直してもらう予定です。
弦落ちとかないんですが、精神的に無理っぽいwww

ーーーピックアップーーー
ピックアップは見た目2ハム使用。
ですが、実際にはシングルコイル4個搭載。
トップ材と同じスポルテッドメイプルのピックアップカバーに覆われています。
ちゃんとポリが吹いてあるので割れたりすることはないと思います。

ーーーコントロールーーー
一般的な仕様です。
1Vol 1Bal Ba Mid Trです。
それぞれTr. 10kHz  Mid. 350Hz  Ba. 90Hzの周波数をブーストカットになってます。
ピックアップセレクターがついていて、
下向きにするといわゆるJB的な構成。
フロントとリアのピックアップがそれぞれ1基だけになり、
バランサーでその割合を変化させることができます。

上向きにすると、2ハムの状態に・・・
バランサーでその割合を変化させることができるという仕様ではなく、
この状態の時は、バランサーセンターで4ピックアップ(2ハム状態)になり、
リアに回すと、リア側のピックアップではなく、フロントピックアップ内のリア側とリアピックアップ内のリア側が活きるという仕様になるんです。

なので、リアピックアップだけでなくフロントピックアップも活きているので、
リアピックアップのみのカリンカリンな感じの音ではなく、
フロントピックアップがプラスされてしっかりと低音が出る訳なのです。
いとも簡単にブリブリ感が出せます。

という仕様になっとります。

ノブは結構安っぽいのでTHGのノブに変更します。

ーーーサーキットーーー
裏を空けるとプリアンプが入ってます。
基盤に直接つけているタイプですね。
TCTとかAguilarのモノと違ってキャビティ内に基盤が固定されています。
18Vになってます。
トリマーがついていて、上からフロントピックアップのゲイン、その次がリアピックアップのゲイン、ちょっと離れてMidレンジのゲインとなってます。
それぞれの初期設定が、4、5、3目盛りとなっているらしく、Midはあげすぎない様にと言われております。
確かに、ハイパワーで、設定をやり過ぎると歪みまくります。

ーーーブリッジーーー
ブリッジは鉄板を折り曲げた感じのシンプルなブリッジ。
昔はウィキンソンなどが乗っていたらしいのですが、今は軽いフェンダータイプのものがついてます。
もしかするとHipshotのA位なら替えてもいいかなーという感じでしょうか。

という感じですwww

出来立ての楽器なので全く鳴っていないと思います。
弾き込まないといけません。

デッドポイントは少なく、2個しかありません。というか2個でも精神的に厳しいのですが、楽器の構造上ついて回る話ですからねー

なので、FAT Finger試してみますwww

とにかく弾き倒すことが一番いいらしいので毎日弾きますよwww



しかし、いいサシ入ってるわぁwww

音色には関係ないとはいえ、心魅かれますねぇ







Made in Italia

特にこだわった訳ではないイタリア製。

職業はイタリアン的な料理人なので、なぜかしらイタリア製と聞くと心魅かれる。
昔乗っていた車はイタリアFIAT社のPANDA。しかも真っ赤な車。
10年乗っていましたが、後半はメンテナンスに一苦労。
でも、単純な構造なので自分でいろいろやってました。
でも、さすがに走行中にマフラーの「枕」が外れた時は修理に出しましたが(笑)

ということで、イタリア製エフェクターMarkbassのオクターバーです。
Markbassと言えば、あのキャビネットのコーンが黄色のあのメーカー。
コンパクトでハイパワーが売りのベースアンプなどなかなか興味がございます。

PRISMで岡田治郎さんが鹿児島に来られた時、ヘッドとキャビネットを使用されておりました。

海外ではJeff BerlinやAlain Caronもユーザーですね。

そのMarkbassのSTOMPということで、他にもそそるものがいっぱいあります。
ディストーション・シンセ・ブースター・リバーブにコンプレッサー・コーラスなどと
ベーシスト専用のベーシストのためのエフェクツが揃っています。

今回オクターバーが欲しいと思い、以前使っていたEBSのオクターバー「OCTABASS」も候補にあったのですが、新しいものを購入するのなら気になっていたMarkbassを・・・
となった訳です。

鹿児島には在庫がなく、というか、見たこともなく、取り扱いがあるのかもわからずなので、ネットで検索するしかない訳で・・・・

YouTubeで音源聞いたり、ぎぼっちさんのブログを参考にしてみたりして、
結局試奏できないまま購入。

もちろん通販ですwww

注文してすぐに届きました。byクロサワ楽器

こんな箱にそのブツは入ってました。
やはりテーマカラーは黄色ですwww

そして、オクターバーというシンプルな構造ゆえのシンプルなつまみたち。
そしてそのつまみも黄色です。

つまみはドライ音・1オクターブ下・2オクターブ下のボリュームとなっております。
わかりやすいですね。そして完全アナログ。

インプットは本体上の部分にあります。
BOSS社と違ってます。Aguliarとかと一緒ですね。
これってやっぱりパッチングの時にめんどくさいです。なんかこう、すっきりしないというか・・・バシッとはまらないというか。
色だけでも十分浮いている(笑)のにセットしても浮いている訳で・・・
DCinも一緒についてます。
写真向かって左がインプットで右がアウトプット。

そういえば・・・初期のEBSのオクターバー「OCTABASS」はインプットアウトプットが左右逆でした。あれは非常に困ります。

そして、肝心の音ですが・・・

先日T.C.ElectoronicsのRH450で音出ししました。
キャビは同じくT.C.の10インチ二発のキャビネット。

オクターバーの前にGroovecompをセットし後ろにMXRのBassEnvelopeFilterをかました状態。

オクターバーはアナログでピッチを検出するので、モノに寄っては発振に遅れが出ます。
サスティン時にピッチがグラグラ動いたりすることもあります。

そういう意味では初期型のEBSは優秀だったと思います。

で、今回のMarkbassのオクターバー「Markbass MB Octaver」はどうかいなと・・・

結論から申し上げますと、かなりよろしいです。
遅れはありません。早く弾いてもしっかりついて来れます。
でも、さすがに2オクターブ下は難しいという感じ。
しかしながら、1、2弦のハイポジなら十分使えます。
使うところでセッティングを変えるか、2オクターブ下を無視するか・・・

でも、濁った感じの音ではないのでアンサンブルを邪魔することはないかなーという印象。

ThruBypass仕様になっていますので音質の劣化も防げているのではないかと思います。

そして、これをどこで使うのか?ということもあるのですが、
今やっているバンドが「Chicago」のカバーやってます。
さすがにピーターセテラの様な高い声でませんし、弾きながら歌うなんて到底無理なので、ベース部分のみ担当しておりますwww

ピーターセテラの後任のジェイソン・シェフのプレイを見ると結構ハイポジでの運指が多いんです。なのでコピーはしやすいのですが、アンサンブルになるとちょっとうわずった感じに・・・・
重低音が足りませぬ・・・

ということで、このMarkbass MB Octaverの登場ということで、使いまくります。
実際のところ他のメンバーが気づいているかどうかわかりませんが、何も言われなかったので問題なく使えてるんだと思います。
それか・・・遠慮しているだけなのか?

新しいプリアンプが近々やってくるのできたら足下を整理しようかなぁー

で、このひげのおじさんは誰なんでしょ?








2012年6月10日日曜日

MacbookをApple Careへ

大阪日本橋で中古で買った2008のMacBook白のパームレストの件・・・

分かる人には分かるあの事件です。

Late2008以前のMacBook白黒共に、普通に使用しているにも関わらずパームレストの部分が割れて来るという現象です。

ググったらそのような話がわんさか出てきます。
アップルに勤めていた時、「リコールじゃねーか?」と言う話がスタッフの間でもありましたが、特にそんなお達しもなく、そして、そのようなお客様には無償の対応でと言う事を知っておりましたので、昔の職場に電話(笑)

昔の職場と言っても、Appleのコールセンターですが・・・

久々にかけるコールセンター。
実は、それなりにお世話になっている訳でして、
よくよく考えてみれば、アップル製品が結構家の中でゴロゴロしてるんです。

AppleのCinema Displayに始まり、
iPodシャッフル、iPod touchが二台、iPadが二台、iPhoneが二台、iMacにMacBookにeMac(平石様寄贈)という感じ。

iPhoneに関して全くトラブル無しでしたが、
Cinema Displayは電源アダプターの交換。
iMacはワイヤレスキーボードの交換。
などとAppleCareサポートサービスライン(ASL)の世話になっている訳ですwww

割と丁寧に使っているのですが、それでも割れてくるMacBookのパームレスト。
これでは手を怪我してしまう位になってきたので修理をしてもらいました。

電話に出られた方は、多分初心者www

基本的に最初に電話対応をしている方々は、権限が全くないので、特別な対応が一切出来ません。なので上位のスタッフに確認をする訳でして、その確認のために結構待たされる。

案の定待たされて、ピックアップデリバリーの手続き。
ピックアップデリバリー修理は、クロネコヤマトさんが、取りに来てそして持ってきてくれると言うサービス。しかも、本体を渡すだけなので梱包も無し。

電話の向こうでは、「iLog」というASL専用のapp.で管理・記録しているので、
それの入力とLAN回線のスピードでだいぶ手こずった様子・・・

僕もそうだったので特に怒る訳でもなくwww

丁寧すぎる対応と、処理で15分ほど掛かりました。

取りに来てもらう日を、月開けて4日に依頼。
電話の一週間後だったので正直心配しました。

勤めている時に、「取りに来ないんだけど!」というお怒りの電話が結構あったので・・・

そしたら、ちゃんと来ました、クロネコヤマト。
でも、伝票持ってこず・・・・この辺は鹿児島的、結構いい加減。
アップルは悪くない。

クロネコ「iPadの回収に来ました!」
おおやま「iPad?」
クロネコ「はい、アップルの依頼で、iPadを取りに来ました」
おおやま「iPadじゃなかちよ、MacBookじゃっどか????」
くろねこ「いや、iPad・・・だとおもいますが・・・」
おおやま「MacBookじゃっちよ、分からんとけ?」
くろねこ「あーーーーMacBookです!」
おおやま「・・・・・・・・・・・」

というやりとりの中、持って行ってもらいました。


そして「明日伝票持ってきますので!」といってMacBookを出庫。

いい加減やなーくろねこ(鹿児島限定)

ま、足取りはネットで検索できるので心配はしてませんでしたがwww

そして、出庫してから5日目に手元に帰って来ました。
その間に、クロネコ伝票持ってこず・・・
多分、伝票捨てられたな・・・

MacBookは表面に傷防止のためのフィルムがバッチリ貼られてました。
結構厚めの透明フィルム。


トップとボトムに貼られてました。
ディスプレイを開けると、その間にも薄手の緩衝材が・・・

丁寧です、さすがです、細かいです。

そして、パームレストが綺麗になって帰って来ました。
パームレストとキーボード、トラックパッドは一体なので、
全取っ替えになります。


そして、びっくりしたのがディスプレイベゼルまで交換されてました。
たぶん・・・ここも弱いんでしょうねぇー。
先を越されましたwww

そして修理完了の書類が入ってました。
しかも、リンゴマーク付きのクリアファイルに入って(笑)
実はこれが一番嬉しかったりしてwww

と、こんな感じ。
裏面には交換したパーツのことが書かれています。

バッテリーがぼちぼちヤバイよって書かれてますwww
その内、買い換えますんで。

そして、交換したら、クリック感とキーボードのタッチが生き返りました。
と言うか、若干死んでいたのかも。

と言う訳で、今日から仕事用としてMacBook復活です。

パームレストの件でお困りの方、この件に関しては、無償で対応です。
しかし、MacBook自体がもう無い(販売終了)ので、期間が限られると思います。
お早めに。

そしてLate2008以前のモデルだけですのでお間違えの無いように・・・


おまけのクリアファイルねwww