平石君が水俣在住というご縁があって、水俣市のイベントに参加したんです。
イベント自体は、お笑いライブメインということで、ワハハの梅ちゃんやアントキの猪木さんなどが呼ばれておりました。
事前に詳しい情報もなく、平石君から「どう?出る?」って言われたとき、即答したのは良いのですが、5817の活動が今現在停滞中。
まあ、10年以上の活動していなかったので今更たいしたことはないのですが、
いかんせん時間がない。
昔やった曲をやるか?的な話もありましたが、結局はほぼ新曲という・・・
メンバーの仕事や生活の事もあって、リハーサルは1回のみ。
しかも、深夜に宮之城の友人のレコーディングスタジオにて。
水俣・鹿児島・蒲生からそれぞれの集まり6時間くらいリハーサル。
とりあえず構成だけでも把握ということで終えました。
そんな中、平石君から「もしかするとステージはリングかもしれない・・・」
リング?
リング・・・・・?
そう、ゲストにアントキの猪木さんがいらっしゃるのでステージはリングかもしれないとのこと。
今までリングに上がったことありませんし、想像もつかない状態での本番前日・・・
僕は仕事を終え、家族と共に水俣入り。
ほぼ寝ていない状態でのサウンドチェックとなりました。
会場に行くと、竹林公園と言うことで竹がいっぱい生えています。
そして、メインステージはやはり四角いリング!!
リングの両サイドに外音用SPが並んで立っています。
会場は芝生でしかも結構手入れが行き届いたところ。
ほんとグリーンが美しいなぁーと思っていたのだが、いかんせん暑い。
そう、日陰一切無し、そりゃそうだわな、公園だもん。
しかし、当日は台風接近しかも、史上類を見ない超大型台風が近づいているということもあってかなりの強風。
当日の波の高さは3mとなっておりました。
八代海で3mはほとんど無いくらいですから、よっぽどです。
強風のおかげで体感温度はそうでもありませんが日差しが8月・・・・
日焼け止めをぬりぬり。
到着後、さっそく楽器を広げて、セッティング。
ドラムはレンタルでしたが、それ以外の設備は自前。
炎天下の中、自前アンプは正直気が引けましたが仕方ない・・・
谷村君はいつものFender Tweed、平石君はJC-120、僕は自宅練習用のHartke120w KICKBACKで。
市来さんも宝であるNordの赤いキーボード一枚で参戦。
ぴーたーはスネア2個、シンバル全部、ハットスタンド、ペダル持参で参戦。
僕の当日使用楽器はBOSSAのOBJ-5。
炎天下でのことを考えて他のものにしようと思いましたが、やはりこれしかないということで使いました。
足下は、HAOのプリアンプを軸に3LeafAudioのワウにMXRのワウの2段構成。
しかも、コンプレッサーにK&RのGrooveCompとMaxonのCP-9pro+というこれまた2段構成。しかも、〆はMarkbassのオクターバーという、変態的な足下ですwww
もちろん、コンプを2台同時とかワウを2台同時とかはありませんので・・・
曲で使い分けております。
平石君はFenderのテレキャスター、しかも僕がモデファイしたモノ。
モデファイと言っても、サーキット全取っ替えの、ナット交換の、ピックアップ交換ぐらいです。
谷村君は、GIBSONヒスコレのES-335。
今回も僕の足下には返しが無く、自分のベースアンプを自分の足下に設置。
後ろに置くよりも前に置いた方がモニターしやすいよねーと思い、このような形に。
120Wだからフルテンなんだろーなーと思っていましたがボリュームは半分で十分www
以外と使えるアンプには正直びっくり。これジャンク品で購入して自分でリペアしたモノなだけに嬉しさもひとしおありましたwww
しかしながら、Hartkeだけに独特の癖がありますねー
15インチ一発なのでハイが余り出てきません。
ツイーターあったらなーと思いながらプリアンプのHiEQを右へ回しておりました。
それでもイマイチでしたのでベースのHiをあげてなんとか好みの音に・・・
しかも、弦がエリクサーのNANOWEBですので、ブライトさがあまりなく、落ち着いた感じの出音。
しかしこの弦のテンション感は最高ですね。
Low-Bがしっかりしてるので音程感がばっちり。
ゲージは125でいつものゲージより細めですが、ちょうど良かったかもしれません。
いつもはR.coccoなのでテンション感、音程感が好み。
芯線はHEXCoreにもかかわらずしっかりと巻線が巻いてあるので「いいねー」と自分の中で満足していましたがどうやら、このBOSSAにはエリクサーが相性良いかもしれませんね。
今度はDRのHiBEAM試してみようと思います。
で、リハーサルが終わり、本番までまだまだ時間があったので、リングの裏にある楽屋的なテントの下で雑談。
5817の前に、HOT CLUBというディキシージャズのバンドが演奏。
この方たちは、前回種子田さんが水俣公演の時にオープニングアクトをされたバンドです。
心地よい演奏を聴かせて頂きましたwww
そして我々の番が。塩でお清めしてからリングへ・・・
この日はバンド演奏は2つしか無く、他にはダンスや踊りや体操等といった感じで。
リングに上がり、楽器をセッティング。
異常なくらいの日差しの中、谷村君のリフから始まりました。
Mustang Sally
Superstition
Georgy Porgy
Come Togetherの4曲。
Mustang Sallyは遠い過去に演奏しました。
ブルース進行の曲なので難しくはないのですが、エンディングが微妙・・・
Superstitionは新曲でしたが、僕と谷村君、市来さんが三浦さんとのバンド「Amustas」でやっているということでのチョイス。
平石君がAmustasのトラで手伝ってもらった時、気に入った模様(たぶん)
これもまたエンディングが微妙・・・
Georgy Porgyは一曲くらいハネもんがあってもいいかなーという理由で選曲。
そして新曲。
コード進行自体は難しくないのですがノリが・・・ね。
ぴーたーの好きなリズムなので、彼に任せて良い感じでまとまりました。
Come Togetherはビートルズの名曲ですが我々のアレンジは、マーカスミラーバージョン。ベースでリフとメロディを弾きつつベースラインも弾き、そして平石君も歌うという感じ。ソロ回しもあったのだが、平石君の気持ちでソロ回さずにエンディング。
これまた微妙というか、若干見失って強引にエンディングへwww
しかも、この曲のエンディングでPAの方が盛り上がったらしく、PAの卓のフェーダーを若干あげた模様。
よって、ボリュームが上がるも、スピーカーが飛んでしまい音出てない状態に・・・チーン・・・
当然我々5817は外音聞こえないのでリング上で盛り上がるもオーディエンスには伝わらずという自体に・・・・
最後の最後の音で復活したらしいが、恥ずかしいよね。
あんまりないよねorz
そして、失敗したなーと思ったのが「立ち位置」
後ろ左にドラム、そして右にピアノ
前左にベース、真ん中ヴォーカル、右ギターという立ち位置でしたが、僕はドラムの横に立つべきだった・・・
あ”ー失敗した・・・反省・・・
とりあえず本番終了し、速攻撤収。
セッティングと違い、撤収って早いよねーwww
撤収が終わって、市来さんは夜勤明けということもあり、帰宅。
平石君は泊まり客のディナーの準備で仕入へ
僕以外のメンバーは連んでイカ釣りに・・・
僕は家族とドライブに行きました。
最初は天草にでも行こうと思ったのですが、
芦北ー天草間のフェリーは2007年に辞めちゃったみたいで、
三角経由になる事が判明・・・
片道で4時間ぐらいかかるので・・・止めました。
無理だよ、絶対無理、寝ないで水俣入りだし・・・
久しぶりに芦北の海を見ました。
前回来たときは、まだ妻と娘と三人でしたが、今回は4人で。
台風が近づいているのに穏やかな海でした。
僕はよく海に行きますが、やはりいつもの海とは全然違う色・香り・景色。
良いねーと思っているんですが、うちのちびっ子たちはどうも慣れないらしく、今後の大山家の課題の一つでもあります。
海を後にして、水俣市湯の鶴の「鶴水荘」へ。
お風呂にちびっ子たちを入れてゆっくりしました。
宿泊客のディナーの準備をちょっとだけ手伝って、鶴水荘の広間で反省会www
いろいろ語りました。
久しぶりに集うメンバー、それぞれが思いの丈を話しました。そして、妻が誕生日間近ということで、バースデーケーキを用意してちょっとだけお祝い。
僕と谷村君はだいぶお疲れのようで、先にダウン気味。
僕は途中で寝てましたもん・・・ごめんね、みんな。
久しぶりの5817、次のライブ予定はありませんので、だれか誘ってくださいwww
いつか、水俣でもやってみたいね。