2009年7月19日日曜日

Mighty Mouse

Mighty Mouseは使いやすい反面、スクロールさせるための「ボール」にちょっと問題がある。
かなりの確率でスクロールが効かなくなる・・・
原因は手垢による汚れだと思います。
アップルのサイトにサポートとしてメンテナンスの方法が掲載されていますが、
実際効かなくなってからでは遅かったりする。
調べると、色んな方法で掃除の仕方がありますが、やっぱりここはばらす方法が確実だと思います。


まず、本体をひっくり返し、底面の外側にあるリング状の部品を外さなければならない・・
これは接着剤で取り付け固定されているので、カッターの刃やスクレーパーでこじ開ける。
当然割らないように慎重に気をつける。ここが一番の難点でここさえ上手くクリアできたら直ったも同然です。
そして、とうとうご開帳です。


マウス本体に引っかける部分があります。本体内部を覗いたら見えると思います。これが本体の底面部分を固定している所なので、てこの要領でひっかけて外すとぱちっと言って外れます。あまり力を入れすぎ無いようにしなければいけません。割れてしまっては修理になりません。
これで、本体内部が拝めます。


基盤とトラックボール部分がフィルム状の配線材で結ばれていますので、これをそっと引き抜きます。押さえ込まれているので、接続部分のパーツ上部にそれを解除する部分があります。
トラックボールはねじでカバーがしてあります。
これを外すと、4本の軸で感知するようになっているのが分かります。


この4本の軸の周りに手垢や汚れが付いているので綺麗に掃除します。
掃除した後にこれを元に戻すわけですが、この4本の軸は磁力を帯びていまして、上手いことやらないとかなり厄介で、言うことを聞きません。根気よくやりましょう。
はめ込む向きを間違えないように。
間違うと動きません。このマウスはスクロールしたときにちりちりと音がするのですが、接続されていないとちりちり言わないので、壊れたと勘違いしないようにしましょう。
これで元に戻したら修理完了。最初に外したリング状のパーツは、瞬間接着剤で数カ所だけつけた方が次回のメンテナンスの時ラクですよ。

※写真はワイヤレスタイプです。ワイヤードとは内部基盤が違いますが、構造はほぼ一緒です。

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